Z400GP
16才の頃、まだ無免許だったオレは、初めての給料で、先輩からZ400GPを買った。
ナンバープレートは辛うじてついてたような気がするが、車検も保険もなくて、
ついでに、マフラーもエンジンの下でぶった切られてて消音器もないバイクだった。
そういった諸々の大事な物が付いていないバイクだったが、
免許のないオレとは釣り合っていたのかも知れない。とか今にして思うが
絶対に無免許はいけないと、今では強く想う。
そておき、車検、保険、マフラーのサイレンサーがないバイクに乗っていると
自動的にオレの中のモラルも無くなっていく。
次第にオレは、地元の街では同級生や後輩達から嫌われる存在になっていった。
世間はオレを暴走族と呼んだが、当時は、そう見られるのが快感だった。
ま、今でも悪い気はしていないが、でも、暴走族といっても
田舎の町で、友達同士でつるんでバイクに乗っていただけで
そんなに本格的なものではない。
先輩の時代にヤングオートに載ったことがある、オレのZ400GPは
日章旗カラーに塗られたタンクに、イノウエのロケットカウルが格好良かった。
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